着物をあつらえるのが初めての方、京都の呉服屋であつらえたことがない方へ、安心して気兼ねなくお越しいただくための手引きです。
Step.1 : きもの種別の検討
着物をあつらえる際には、
・どこへ着て行かれるか?
・どの季節に着られるか?
をしっかりイメージされることが大切です。
下記の図を参考にしていただければ、だいたいのきものの種別の候補をイメージしていただけると思います。
<場に相応しい着物選びのために>
お茶会など、先生や師匠がおられる場合は、どのような着物を着ていくべきなのか確認しておくことをおすすめします。参加される会や一門によって、着物のスタンスが大きく違いますため、当呉服屋より一概にご案内をすることはできません。
Step.2 : 和装に必要なものは、お揃いですか?
着物、帯以外に、長襦袢、小物(帯〆、帯揚、腰紐、伊達締め、下着類)など必要に応じて、ご用意いただく必要があります。当呉服屋でも、見立てコーディネートに関係する物を中心に揃えることができますので、ご相談下さい。
<お持ちの帯、着物がある場合>
お持ちの帯とあう着物をあつらえたい場合や、今回あつらえるきものと一緒に購入を考えている帯を、お持ちのものともあわせたい場合などは、来店時に写真をお見せいただけましたら、見立ててあつらえさせていただきます。
Step.3 : ご予算の検討
上記事項が明確になり、最後にご予算がお決まりになりましたら、あつらえるきもの、その他必要な物も自然に定まってまいります。
<ご予算の目安>
京都呉服屋 夷川しめだのきものは、付け下げ訪問着だと30〜40万円前後より、訪問着はそれ以上が目安となります。
限られたご予算の中で、どこへ着て行かれるか?どの季節に着られるか?にあわせて、当あつらえ呉服屋ならではの最良の一着をご提案させて頂きます。
(例)付け下げ訪問着でも、格を感じる重い柄を選び際立たせることで、訪問着に負けない格を感じ、知的にセンスの良いきものをあつらえることができます。
(例)行かれる場によって、紋付色無地、色無地や小紋など、比較的低い予算で、恥ずかしくはないきものをあつらえることができます。
もちろん、振袖、黒留袖、色留袖、紬もあつらえておりますので、ご相談下さい。